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17種類のフローチャートとその使用方法

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複雑なワークフローを理解したり、システムの相互作用をマッピングしたり、重要なイベントの順序を示したりするとき、フローチャートは散らばった情報を整理するのに最適なツールです。これらの汎用性のある図は、プロセスのステップやシステム内のアクションを示すのに役立ちます。
整理したい情報のシナリオは非常に多いため、フローチャートにもさまざまな種類があります。本稿では次の内容を取り上げます:
- 17種類のフローチャート図
- 基本的なフローチャートの主な特徴
- フローチャートのFAQ
- FigJamのフローチャートテンプレートコレクション
無料のテンプレートで、今日からフローチャートを作成してみてください。
タイプ1: プロセスフロー図

最適な用途: プロセス内のステップや意思決定の可視化
プロセスフロー図(またはプロセスマップ)は、プロセス内における一連のタスクをステップごとに可視化するものです。この種類のフローチャートは、プロジェクト内のすべてのステップを示し、各ステップを完了するために必要なタイムライン・リソース・担当チームなどの重要な情報を提供します。プロセスフロー図は、エンジニアリング、ビジネス管理、プロダクトデザインの分野で、プロジェクト計画を効率化するためによく使用されます。
まずは、このプロセスマップテンプレートをお試しください。
タイプ2: ワークフロー図

最適な用途: チームのワークフローの可視化と改善
ワークフロー図は、ビジネスプロセスにおける各ステップを視覚化したものです。各ステップでは、業務を完了するために従業員やチームが行うべきタスクやアクションを示します。シンプルな構造のため、既存のワークフローの改善や、新しいメンバーへのプロセス説明にも役立ちます。
このワークフロー図テンプレートを使って、プロセスの整理や見直しを行いましょう。
タイプ3: データフロー図

最適な用途: プロセスやシステム内でデータがどのように流れるかの説明
データフロー図(DFD)は、システム内でデータがどのように流れるかを理解するための図です。DFDは、複雑なプロセスを相互につながるバブルや矢印に分解し、データがどのように移動・変化するかを視覚的に示すことで、プロセスをわかりやすく整理します。例えば、ソフトウェア開発者は、ユーザー入力がソフトウェアシステム内でどのように処理されるかをマッピングするためにDFDを使用することがあります。
このデータフロー図テンプレートを使って、情報フローをマッピングしましょう。
タイプ4: スイムレーンフローチャート

最適な用途: 異なるチームがどのようにクロスファンクショナルなプロセスを進めるかの説明
スイムレーン図は、共有プロセスやワークフローにおいて、異なる役割がどのようにステップに取り組むかを示す図です。この図での各「レーン」は、異なる役割や部門を表しており、各ステップの担当者を明確にします。スイムレーンフローチャートは、チーム、プロジェクトマネージャー、リーダーシップがコミュニケーションを改善し、プロジェクトを前進させるために活用できます。
このスイムレーン図テンプレートを使って、誰が・いつ・何を行うのかを明確にしましょう。
タイプ5: ディシジョンツリー図

最適な用途: 非効率・課題・改善機会の特定
ディシジョンツリーダイアグラムは、意思決定の複数の分岐とその結果を視覚化することで、選択肢やアイデアを分析するのに役立ちます。一連の「はい/いいえ」の判断プロセスを辿ることで、特定のビジネス上の決定がどのように展開する可能性があるかを明らかにします。
このディシジョンツリー図を使って、選択肢をマッピングし始めましょう。
タイプ6: システムフローチャート

最適な用途: 外部入力がシステム内でどのように処理されるかの説明
システムフローチャート(ソフトウェアフローチャートとも呼ばれます)は、データフローや外部入力が意思決定にどのように影響するかを示す図です。図形や矢印を使って処理の順序をマッピングするため、データの流れやプロセス同士のつながりを簡単に追跡できます。例えば、ソフトウェア開発者は、ソフトウェアシステム内の異なるモジュール間の相互作用を視覚的に示すためにシステムフローチャートを使用することがあります。
このシステムフローチャートテンプレートを使って、複雑なシステムがどのように機能しているかを図解しましょう。
タイプ7: ドキュメントフローチャート

最適な用途: 複数の承認が必要な重要書類
ドキュメントフローチャートは、書類の承認に関わるステップと担当者を整理した図です。最終版と見なされるまでに必要なドラフト・レビュー・承認のステップ、関係部門、担当者を詳細に示します。
このドキュメントフローチャートテンプレートを使って、書類フローを整理しましょう。
タイプ8: 製品フローチャート

最適な用途: 製造業やサプライチェーン管理のチーム向け
素材やタスクが生産プロセス内のさまざまな段階をどのように進んでいくかを視覚化するのに役立ちます。材料とタスクが生産プロセスの様々な段階を経てフローを視覚化するのに役立ちます。
この製品フローチャートテンプレートを使って、開発状況を把握しましょう。
タイプ9: PERTチャート

最適な用途: プロジェクトをスケジュール通りに進め、期限を守るため
PERTチャート(Program Evaluation Review Technique)は、プロジェクト内のタスクとその依存関係をタイムラインに沿って整理する図です。このタイプのフローチャートは、チームが各ステージで目標やマイルストーンを達成し、計画通りに進行できるよう支援します。
プロジェクトマネージャーは、PERTチャートを使ってリソースを割り当て、潜在的な問題を事前に把握することで、プロジェクトをスケジュール通りに進め、期限を確実に守ることができます。
このPERTチャートテンプレートを使って、チームのタスク順序を整理しましょう。
タイプ10: ユースケースフローチャート

最適な用途: プロダクトやシステム内でのユーザー体験の可視化
ユースケースフローチャートは、ユーザーの操作やアクションを分解し、それぞれがどのような結果につながるかをマッピングすることで、システムやプロダクト内でのユーザーの動きを詳細に可視化します。このような可視化により、デザイナーは開発過程でユーザー中心の体験を設計しやすくなります。
このユースケースフローチャートテンプレートを使って、ユーザーがあなたのシステムとどのように関わるのかを確認しましょう。
タイプ11: イベントストーミングフローチャート

最適な用途: プログラムやプロセスが機能するために必要な要件の整理
イベントストーミングフローチャートは、プログラムを動かすために必要な一連のイベントを視覚的に整理したものです。主要な関係者やプロセスを高い視点から把握できるため、ブレインストーミング、アイデア共有、そしてプロジェクトの前後でのフィードバックに最適です。
このイベントストーミングフローチャートテンプレートを使って、アイデアを広げてみましょう。
タイプ12: カスタマージャーニーフローチャート

最適な用途: コンバージョンにつながる顧客接点の流れの可視化
カスタマージャーニーフローチャートは、顧客がブランドを認知してから購入に至るまでのステップを示す図です。これは、次の2点を評価するためのビジュアルストーリーです:
- マーケティングがどれだけ効果的にユーザーを引きつけているか
- ウェブサイトが訪問を購入へどれだけ転換できているか
例えば、プロダクトチームはこのフローチャートを用いて顧客のタッチポイントや行動をより深く理解します。これは、オンボーディングなど、顧客向けのより良いプロセスを検討する際にも役立ちます。
このカスタマージャーニーマップテンプレートを使って、ユーザーエクスペリエンスをさらに高めましょう。
タイプ13: プロダクションフローチャート

最適な用途: 顧客注文から納品までのステップ整理
プロダクションフローチャートは、顧客の注文から商品の受け渡しまでの流れを追跡する図です。このフローチャートでは、設計作業、素材の生産、レビュー、配送といったプロセスの関係性を示すことで、企業が顧客の需要にどのように応えているかを可視化します。プロジェクトマネージャーやリーダーは、事業全体に関わる主要なワークフローを改善するために、このテンプレートを活用できます。
このプロダクションフローチャートテンプレートを使って、注文・生産・配送を管理しましょう。
タイプ14: 論理モデルフローチャート

最適な用途: 成果に至るまでのインプット・プロセス・アウトプットの図解
論理モデルフローチャートは、ビジネス施策やプロセスの計画・実行・評価をマッピングする図です。インプット、アウトプット、その間にあるタスクを整理して示します。さらに、単に業務を記録するだけでなく、そのプロセスが目指す長期的な成果と、その達成度まで詳細に示す点が特徴です。
この論理モデルフローチャートテンプレートを使って、プロセスの成果を最適化しましょう。
タイプ15: コードフローチャート

最適な用途: プログラムやコードブロックがどのように動作するかの可視化
コードフローチャートは、プログラム内または一連のコードにおける処理を図式化するものです。ユーザーストーリーと同様に、ユーザー入力がどのように内部処理を引き起こし、最終的なアウトプットにつながるかをマッピングできます。また、出力を返す際の条件に応じた分岐処理も図に含めることができます。このチャートでコードの流れを確認することで、より精密で高パフォーマンスなプログラム開発に役立ちます。
このコードフローチャートテンプレートを使って、複雑なプログラムを分解して整理しましょう。
タイプ16: Eコマースフローチャート

最適な用途: Eコマースサイトの販売フローの可視化
Eコマースフローチャートは、オンライン販売の全体像を把握するための図です。この図を使うと、ウェブサイトの各ページやユーザーの操作をマッピングできます。その後、ユーザーが商品を選んだり購入したりする流れを調整することで、販売プロセスを効率化し、決済手続きを最適化できます。
このEコマースフローチャートテンプレートを使って、オンライン販売プロセスを効率化しましょう。
タイプ17: ウェブサイトフローチャート

最適な用途: ウェブサイトの構造の図解
ウェブサイトフローチャートは、ウェブアーキテクチャの構造をマッピングする図です。デザイナーはページ同士のつながりを確認し、ウェブ構造を改善してユーザー体験を向上させることができます。また、ボックスにページ名を付けることで、検索エンジン最適化にも活用できます。このフローチャートは、新しいウェブサイトを構築するチームや、ウェブサイトのリデザインを検討しているチームの出発点として最適です。
このウェブサイトフローチャートテンプレートを使って、ウェブデザインを改善しましょう。
フローチャートの5つの主要な特徴

フローチャートの特徴とは?
マインドマップなどの図とは異なり、基本的なフローチャートは常に成長や変化の流れを示します。フローチャートは、テーマや関連アイデアをブレインストーミングするためのスペースを提供するのではなく、概念やワークフローがどのように段階を経て進行するかを可視化することに重点を置きます。一般的に、フローチャートには以下の主要要素が含まれます:
- 開始点と終了点。コアとなるアイデア、システム、またはプロセスにリンクされた1つ以上の開始点および終了点。
- サブステップとプロセス。読者がプロセス全体やフローを最初から最後まで理解できるよう導くステップ。
- 方向矢印。ステップの順序を示し、視覚的に明確な進行順序を提供。
- 決定ポイント。チャートを複数の方向に分岐させ、異なる結果を表現。
- フローチャート記号。システムやプロセス内の特定のアクションを表す標準化されたフローチャート記号。
フローチャートFAQ
フローチャートに関するよくある質問の回答をご覧ください。
最も一般的なフローチャートの4種類は何ですか?
最も人気のあるフローチャートの種類は、プロセスフローチャート、ワークフロー図、データフローチャート、スイムレーン図です。
フローチャートはいつ使えますか?
チームはフローチャートを使って、以下のことができます:
- 複雑なプロセスを記録し、改善点をブレインストーミングする。
- プロセスやシステムの仕組みを、ステークホルダーや他のチームと共有する。
- プロセス内の特定タスクに対してチームを組織する。
- ボトルネックやワークフロー上の問題を特定する。
- 特にソフトウェア開発において、プロセスを標準化する。
- 開発中の進捗を確認する。
- ビジネスプロセスモデリング(BPMN)、情報システム、製造プロセスの概要を整理する。
フローチャート作成のルールは何ですか?
フローチャートは、データの流れやアクションを効果的に伝えるために特定のルールに従います。次のガイドラインを念頭に置いてください:
- フローチャートは明確な開始点から始める。
- プロセスやシステムの出力の終わりを示す終了点を含める。
- フローチャート記号を矢印でつなぎ、方向を明確にする。
- テキストは簡潔で要点を押さえる。
- ステップの流れは論理的な順序に従う。
- 混乱を避けるために標準化された記号を使用する。
FigJamでフローチャートを共同作成
FigJamを使えば、どのタイプのフローチャートでも最大限に活用できます。FigJamはオンラインで共有できるホワイトボードで、距離に関係なくシームレスにコラボレーションし、新しいフローチャートを即座に作成できます。FigJamのフローチャートテンプレートを使うと、チームは以下のことが可能です:
- フローチャート用の標準化された記号を使い、時間を節約
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