Config 2025: さらなるデザインの進化に向けて

Dylan Fieldが、Config 2025で発表した内容すべてを詳しく説明し、デザインをさらに進化させることがこれまで以上に重要である理由を解説します。
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Figmaを立ち上げて10年。私たちのデザインの定義は広がりました。新しい製品や機能を開発するたびに、ツールやプロセスを改善し、デザインを活かすための方法を考えていますが、アイデアの多くは、皆さんの反応から直接得たものです。日々の業務を効率化する生活の質の向上であれ、能力を拡張する製品や機能であれ、皆さんが構築するものやデザインする方法は、Figmaをプロダクトチームにとって唯一の信頼できる情報源にする上でインスピレーションを与え続けてくれています。
しかし、デザインとは、単にピクセルをプッシュするだけではありません。問題を巧みに解決し、形と機能を常に気にしながら、想像したものを現実にするための推進力なのです。AIにより、ソフトウェア開発が簡単になったことで、デザインの重要性と影響力は増すことでしょう。製品を際立たせるのは、クラフト、質、そして視点です。
時代を象徴する次世代のテクノロジーは、偶発的にデザインされるものではありません。あなたが構築し、デザインするのです。そのプロセスを横で支えるのがFigmaです。可能性を広げ、アイデアのデザインから製品化までをお手伝いします。
Figma Make: デザイン、プロンプト、検証のすべてをFigmaで

デザインと制作の境界線は人が作ったものであり、クリエイティブプロセス自体の要件ではなく、ツールによって作られたものです。革新的なチームはいつの時代も、このギャップを埋める方法を見つけてきましたが、それには専門知識と複雑なワークフローが必要でした。
そこで、既存のデザインを完全にコード化されたプロトタイプに変換する新たなプロンプト・ツー・コード機能「Figma Make Today we’re introducing Figma Make, a new prompt-to-app capability to help you quickly explore, iterate, and refine—whether it's generating high-fidelity prototypes or getting into the details in design and code.
Introducing Figma Make: A new way to test, edit, and prompt designs
私たちは、「デザインには幅広く深く取り組む必要がある」という原則に基づいてFigma Makeを構築しています。迅速な探索は時間とリソースの制約によって制限されることも多く、忠実度が低くなる場合もありますが、Figma Makeは複数のエントリーポイントを提供します。フレーズまたはFigmaファイルでプロンプトを作成でき、プロトタイプの特定の部分を強調表示して正確に反復処理を行い、自然言語の指示で選択した領域を変更できます。Webページの特定の部分を指して、「ここに公開と書かれたボタンを追加して」と指示できるようなものです。


静的なデザインでは伝えられる内容が限られているため、全員の足並みを揃えたり、実現可能性を評価したりすることは困難です。Figma MakeはFigmaプラットフォームに組み込まれており、デフォルトで共同作業が可能なため、デザイナーやプロダクトチームが信頼できる唯一の情報源内で、アイデアを最初から最後まで定義したり、イテレーションしたり、ブラッシュアップしたりするための強力なオールインワンツールとして機能します。
今後数週間から数か月にかけて、Figma Makeの機能をさらに拡充し、デザイナー向けのコントロールと具体性を強化することを目指しています。

Figma Makeの詳細については、こちらをご覧ください。
Figma Sites: デザインからプロダクションまでのプロセスを一元化
- レスポンシブなデザイン: 自動レイアウト、レイアウトグリッド、新しいブレークポイント機能により、あらゆる画面サイズにシームレスに適応します。
- コンポーネントの作成: 魅力的なUIを作成するために、レスポンシブなコンポーネントとバリアントを活用し、効率的なインターフェース構築を目指します。
- インタラクティブなプロトタイピング: 使い慣れたFigmaツールを使用して、Webサイト固有のインタラクションで強化されたダイナミックな体験をデザインします。
- 高度なインタラクション: カスタムコードインタラクションやFigma Makeのプロンプトを使用してデザインを向上させ、洗練されたアニメーションを作成します。
- コンテンツ管理システム(CMS): 使いやすいノーコードCMSで、Webサイトのコンテンツを動的に更新します(近日公開予定)。

私たちのコミュニティは長年にわたり、[公開]をクリックするだけで、Figmaのデザインやプロトタイプを、機能するWebサイトやアプリケーションに変換できたら、どんなに素晴らしいかを語ってきました。これにより、製品開発プロセスにおける「最終ステップ」が達成されるだけでなく、製品開発の過程での多くの紆余曲折を乗り越えられるよう、チームをサポートすることもできます。Figma Sites Today, we’re launching Figma Sites, an all-in-one tool for you to design and build custom, responsive websites. Here, we share how you can go from design to production in the most efficient—and expressive—ways.
Publish your designs on the web with Figma Sites
あらゆる画面サイズにシームレスに適応するレスポンシブなレイアウトから、インタラクティブなコンポーネントや直感的なプロトタイピングツールまで、Figma Sitesを使えば、Figmaのプラットフォームを離れることなく動的なWeb体験を作成できます。また、近日中にカスタムコードとAIによるインタラクション、アニメーションを使用してデザインを向上できるようになる予定です。フレームを選択して[デザインからコードを作成する]をクリックすると、新たなAIプロンプトツーコード機能である「Figma Make」を使用して、サイトのアニメーションとインタラクションを生成できます。さらに、新たなコンテンツ管理システム(CMS)が、誰でも簡単にWebサイトのコンテンツを即座に更新できるようにします。
![カーソルアイコンが付いた大きな青い[公開]ボタンが、サイト立ち上げの最終ステップである様々なWebサイトデザインのプレビューに囲まれている。](https://cdn.sanity.io/images/599r6htc/regionalized/4382823969b500927facb58d276b3d8be800d57b-1920x1080.png?w=1920&h=1080&q=75&fit=max&auto=format)
Figma Sitesの詳細については、こちらをご覧ください。
グリッド: 自由形式のデザインから構造化されたデザインへシームレスに移行
- レイアウトの柔軟性: 要素を複数のセルにまたがらせ、グリッドフレームをリアルタイムでサイズ変更してレスポンシブな動作を視覚化します。
- 精密なコントロール: 個々の列/行のトラックサイズを調整することでレイアウトを微調整し、[オートレイアウトを無視]オプションで要素を正確に配置します。
- ダイナミックなデザイン: 要素を簡単に再配置、サイズ変更、個別にスタイル設定できるデザインを作成します。
- レイヤー管理: 重なり合う要素の上または下にオブジェクトを配置してレイヤーを制御し、レイヤーの順序に依存せず、グリッド要素を自由にデザインできるようにします。
Figma MakeとFigma Sitesは、デザインをプロダクションに移行する際のギャップを埋めるのに役立ちますが、Figmaデザインパネルの新しいオートレイアウトオプションであるグリッドが、このプロセスを大幅に加速させるでしょう。
グリッドは、初期の印刷機の時代からデザインの基本であり、テキストとグラフィックの整列に役立ってきました。バウハウスのグリッド理論(構造と視覚的組織のためのツールとしてグリッドを確立)から、CSSグリッドやFlexboxのような現代のWebレイアウトパラダイムへの進化は、その変わらぬ重要性を示しています。今日のグリッドシステムは、これまでにない柔軟性と制御性を備えており、創造性を制限すると同時に解放する体系的なフレームワークを提供しています。
グリッドはプロダクトデザイナーのツールキットに欠かせないものですが、Figmaではグリッドを適切かつレスポンシブに実装するのが難しく、デザイナーは回避策や入り組んだオートレイアウトのフレームを作成することを余儀なくされていました。そこで、グリッドのエクスペリエンスを一新し、制御性と応答性を強化した柔軟なレイアウトを実現しました。デザイナーは要素を複数のセルにまたがって配置でき、フレームのサイズが変更されるたびにレイアウトがリアルタイムで調整されます。正確なトラックサイズ制御、フレームの複雑化を避けた要素の階層化、Dev ModeでのCSSの直接変換により、最新のレスポンシブデザインの要件をすべて維持しつつ、デザインから制作までのプロセスを合理化します。

Figma Draw: ベクターレイヤーに無限の表現力とテクスチャーを追加
- シェイプの作成と編集: ベクターシェイプの複数選択、シェイプビルダーによる結合/減算、投げ縄ツールによる正確なアンカーポイント選択を利用可能。
- パターンおよびテキストツール: 放射状/線形配置用のリピーター、テキストオンパス機能、カスタムパターン塗りを利用可能。
- エフェクト: ダイナミックなストローク、可変幅、テクスチャ/ノイズエフェクト、深みを出すための段階的なぼかしを利用可能。
- デザインシステムの統合: カラーバリアブル、正確な回転の起点、強化された選択インターフェースを利用可能。
Figmaで作業する際の魅力の一つは、自由形式の作成とグリッドのような構造化されたレイアウトの間をシームレスに行き来できることです。Figmaに取り掛かった当初、私たちはベクターネットワークを用いて既存の慣習に挑み、デザイナーがパスを描く方法を見直しました。時間が経つにつれ、この基盤を進化させる必要性に気づきました。製品やWeb体験においてブランドのビジュアル表現がますます重要になる現在では、なおさらです。
現在、私たちはFigmaエディター内のビジュアル機能を拡張するために大規模な投資を行っています。ベクター編集機能を完全に書き直し、ブール演算、フラットニング、線のアウトラインに関する長年の問題を解決しました。ビジュアルデザインと自由な創作に最適化されたツールセット、「Figma Draw Figma Draw pairs faster, simpler vector editing with powerful tools for visual expression—so designers of all stripes can bring their vision to life without breaking focus.
Express yourself with Figma Draw
すぐにFigma Drawのフォーカスされたインターフェースに気づいていただけるでしょう。大きなレイヤーサムネイル、新たな専用ツール、スライダーコントロールが目を引きます。また、フライアウトパネルに隠れていたコントロールが、プロパティパネルから直接アクセス可能になりました。さらに、ベクター編集を一新。ツールベルトの上にある新しい選択メニューを通じて、複数のベクターを同時に選択し、まとめて編集して、共通のアクションにアクセスできるようになりました。加えて、ブール演算を完全に書き直し、よりスムーズな操作を実現しました。ベクトル全体でのマルチセレクトやシェイプビルダーなどの機能により、複雑なシェイプの作成が簡単になっています。ダイナミックなストローク、可変幅、テキストオンパス機能、テクスチャ/ノイズエフェクト、段階的なぼかし、パターン塗り、回転の起点など、クリエイティブな可能性が広がります。アダプティブデザインでは、デザインシステムのカラーバリアブルをイラストに適用することで、ライトモードやダークモードに美しく対応させることができます。
イラスト要素はデザインにおいて欠かせないもの。私たちは、新たなツールがアイデアと表現の間の壁を取り除くと信じています。皆さんがFigmaの新たなビジュアル表現を使い、どのようなものを生み出すのか楽しみにしています。


Figma Drawの詳細については、こちらをご覧ください。
Figma Buzz: どのフォーマットでも卓越したデザイン
- 作成とカスタマイズ: ブランドに合ったアセットツール、カスタマイズ可能なテンプレート、データコネクションを利用したアセット一括作成機能を利用できます。
- デザインコントロール: ブランドの一貫性を保ち、不要な変更を防ぐことにフォーカスした編集体験を提供します。
- 整理と発見: 直感的なグリッドビュー、テンプレートセクションとツールセクションの一元化で効率的なワークフローを実現します。
- チームコラボレーション: 専用のコンテンツシートと多様なエクスポートオプションによるシームレスな共有を実現します。

Figmaはデザインや製品開発において信頼できる唯一の情報源として機能しています。しかし、Webサイトやアプリケーションの枠を超えたデザインを行っている方も多くいることでしょう。Figmaのブランドスタジオでは、ソーシャルメディアのFigmaアセットからイベント資料、商品に至るまで、あらゆるものをFigmaでデザインしています。そう、皆さんと同じように。しかし、Figmaはこのようなコンテンツやそれを作成するチームのために特別に設計されたものではありません。
ここで活きるのが、デザインの専門知識をエンジンとして、チーム全員が必要なときに必要なアセットを作成できる専用スペース「Figma Buzz」です。Figma Buzzを使用すれば、カスタマイズ可能なテンプレートと焦点を絞った編集体験を活用し、ソーシャルメディアのアセットからイベント用資料まで、あらゆる種類のコンテンツを作成しつつ、ブランドの一貫性を完璧に維持することができます。直感的なグリッドビューと一括作成ツールによりワークフローが効率化され、エクスポートオプションと新しいコンテンツシートにより、デザインの専門知識を問わず、必要とするすべての人にこの機能を届けられます。

Figma Buzzの詳細についてはこちらをご覧ください。
私たちはFigmaを、プロトタイプの作成や微調整、イテレーション、アイデア出しから完成まで、1か所で行えるスペースにしたいと考えています。Figma MakeとFigma Sitesを使用してキャンバスにコードを直接取り込み、Webに公開することから、グリッドとFigma Drawを使用して基本的なデザインツールを再構築し、Figma Buzzで創造的な可能性を広げることまで。アイデアから製品化までの可能性を広げるお手伝いをさせてください。















