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イノベーションの加速: Swiggy、Figmaを活用して機能の提供を50%迅速化

読了時間: 4分

概要: インドのオンデマンド利便性プラットフォームの先駆けであるSwiggyは、多様なユーザーに対してパーソナライズされた体験を大規模に提供しながら、複雑化するデザインワークフローを管理するという課題に直面していました。Figmaをプロセスに導入することで、デザイン、プロダクト、開発チーム間のコラボレーションが大きく改善され、より迅速なフィードバックとイテレーションが可能に。その結果、新機能の提供までの時間が約50%短縮され、Swiggyはユーザーエクスペリエンスを向上させつつ、急速に変化する市場で競争力を維持することに成功しました。

SwiggyのビデオサムネイルSwiggyのビデオサムネイル

課題: 複数プロダクトのエコシステムにおけるパーソナライゼーションと一貫性の大規模化

デリーの主婦からバンガロールの大学生まで、日常生活を変えたアプリをひとつ挙げるとしたら、多くの人がSwiggyを選ぶかもしれません。インドを代表するフードデリバリーサービスとして、そしてSwiggy DineoutやSwiggy Instamartのようなサービスを通じて、Swiggyは「便利さ」とほぼ同義の存在になっています。しかし、数百万規模のユーザーを抱える中で、デバイス、プラットフォーム、サービスを横断しながら、個々に寄り添った体験を一貫した品質で提供し続けるという課題に直面していました。そのミッションは非常に大きなものでした—どのようにしてパーソナライゼーションをスケールさせるのでしょうか?

デザインこそが、顧客の心をつかむ鍵です。

Sriharsha Majety、Swiggy MD兼グループCEO

Swiggyのリーダーシップにとって、その答えはデザインにありました。「私たちには『デザインに感情を込める』という哲学があります。あらゆる接点、あらゆるインターフェース、あらゆる体験が利用者を喜ばせるものでなければならないのです。」と語るのは、SwiggyのMD兼グループCEO、Sriharsha Majetyです。

しかし、複数の事業ラインで素早い機能リリースが求められる状況では、デザインの一貫性を保ちつつ、心地よいユーザー体験を維持することがますます困難になっていました。ユーザーベースが拡大する中、パーソナライゼーションや品質を犠牲にすることなく、この複雑さをどのように管理するかが課題となっていました。

これに拍車をかけたのが、Swiggyのデザインおよび開発チームがリモートで作業することも多い、ハイブリッドな働き方への移行でした。分散したワークフォースの体制は、コラボレーションをより困難にしていました。技術スタック間で要素を再利用できないために開発プロセスは遅くなり、サービス全体で一貫性を維持する取り組みも複雑化していました。さらに、Swiggyの「消費者第一」の姿勢から、ユーザーテストは欠かせない工程でしたが、タイトなスケジュールの中でフィードバックを反映し、必要な変更を加えることは、デザインからローンチまでの大きな障壁となっていました。

解決策: Figmaでデザイン速度を加速し、コラボレーションを向上

Swiggyのデザイン責任者であるSrinath Rangamaniとチームは、Figmaを活用することで、複雑さを管理するだけでなく、新しい製品を市場に投入するプロセスを加速させました。Figmaを使うことで、かつて数週間かかっていたアイデアの開発が、リアルタイムで事業リーダーと共有できるようになりました。フィードバックはファイル内で直接行われ、迅速なイテレーションが可能になりました。「アイデアを展開し、エンドユーザーに届けるまでの時間はほぼ半分に短縮されました」とSwiggyのデザイン責任者Srinath Rangamaniは説明します。

一度作ればどこでも見える: 拡大するエコシステム全体でのデザイン効率化

異なる都市で異なる製品に取り組むSwiggyのデザイナーにとって、Figmaは共通のデザイン言語へのアクセスを可能にし、必要な時間と労力を削減しました。「Figmaを使えば、ユーザーストーリーを示したり、全コンポーネントをデザインライブラリに公開して、どの事業部でもアクセスできるようにすることができます」と、Swiggyの新規事業デザインディレクター、Prasanna Venkatesh R氏は述べています。

Figmaのデザインシステムを使うことで、すべての事業部門をサポートする基盤ライブラリを持つことができます。一度作れば、どこでも活用できます。

Tushar Tayal、Swiggy エンジニアリングディレクター

一貫性の確保に加え、FigmaはSwiggy にとってもうひとつの課題であったユーザーテストをクリアする手段となりました。「Figmaのプロトタイピング機能を使えば、潜在ユーザーから早期にフィードバックを収集できます。ユーザーがどこに反応し、どこをスキップするかを追跡し、素早く改善することが可能です。実際、これまで経験した中で最も速いプロトタイピング体験を提供してくれます」とSwiggyのデザイン担当アシスタントバイスプレジデント、Saptarshi Prakashは述べています。

さらに、FigmaのオートレイアウトはSwiggyのデザインプロセスを大幅に効率化しました。フードフィードのような長いページの調整を自動化し、手動での変更を不要にしました。「レスポンシブデザインも簡単に行え、異なるデバイスサイズにもスムーズに対応できます」とSaptarshiは言います。

協働文化: デザイナーと非デザイナーをつなぐ

迅速で効果的なブレインストーミングや同期型ワークフローが求められる中、FigJamは非デザインチームがデザイン決定に重要な役割を果たすことを可能にしました。アイデアがプロダクト、エンジニアリング、マーケティングの各チームを経て何度もフィードバックされる際、FigJamにより数百人がデザインをレビューし、貢献できるのです。SwiggyのエンジニアリングディレクターであるTushar Tayalはこう述べます。「異なるチームからアイデアを集めることで、すべてのユーザーにとって機能するデザインが完成します。」その結果、意思決定のスピードが上がり、データ理解が深まり、製品のマーケティングも改善されました。以前は数か月かかっていた大規模なコラボレーションも、今では2~3週間で実現可能です。

Instamartの立ち上げは完全にリモートで行われましたが、それもFigmaによるチーム間のシームレスなコラボレーションがあったからこそ可能でした。

Prasanna Venkatesh、Swiggy デザインディレクター

開発者とデザイナーのシナジー: 実行スピードの向上

時間と労力の削減は、もうひとつの重要な領域でも見られました。以前は、Swiggyのデザインチームと開発チームは、デザインを機能するコードに変換する際に課題に直面することが多く、手作業の時間のかかるハンドオフプロセスに悩まされていました。しかし、FigmaのDev Modeとコード生成ツールの導入により、実行速度が大幅に向上し、新しい機能やサービスの迅速なローンチが可能になりました。

「Figmaのコード生成ツールは、モバイルでもウェブでも、開発者がUIの最初のバージョンを正確に作るのに役立ちます。」とTusharは説明します。Srinathは付け加えます。「コンセプトと制作の間には常にギャップがありました。Dev Modeは、エンジニアにデザインシステムとワークフローへの直接アクセスを提供することで、そのギャップを埋め、アイデアを形にするのを容易にしてくれます。」

迅速なプロトタイピングやシームレスなユーザーテスト、デザインの一貫性の維持、デザインと開発のギャップを埋めることに至るまで、FigmaはSwiggyのデザイン主導の成長に欠かせない存在となっています。Figmaは大規模なイノベーションを可能にすることで、Swiggyがユーザーの要求に応えつつ、可能性の限界を押し広げ続けられるよう支えています。絶えず進化するデジタル環境の中で、SwiggyとFigmaのコラボレーションは、適切なデザインツールがイノベーション、スピード、卓越性を促進し、最終的にブランドと顧客の双方に利益をもたらすことを示しています。

Swiggyについて

業界: インスタントコマース

所在地: インド、バンガロール

顧客数: 月間最大1,600万人のユーザー

ビジネス上の課題: チーム間のコミュニケーション、開発効率、製品品質

製品: Figma Design、FigJam、Dev Mode

Dev Modeについて詳しく学ぶ

Figmaを活用してデザインの規模を拡大するには

優れたデザインは、製品やブランドを差別化する可能性を秘めています。しかし、偉大なものは一人では作れません。Figmaは、製品チームを迅速かつ包括的なデザインワークフローで結びつけます。

企業がFigmaを活用してデザインの規模を拡大する方法の詳細については、当社までお問合せください。

Figmaの主な特長:

  • デザインのアイデア出しから、作成、構築までデザインプロセスにおけるすべてのステップを1カ所に集約
  • 全社共有のデザインシステムでデザインワークフローを加速
  • Webベースでアクセスしやすく、使い勝手に優れた製品で、製品チームのプロセスにおける包括性を促進

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