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デザインを通じて、PayFitがHRテックをすべての人にとって使いやすいものにしている方法

HR分野では、規制変更への対応は常に大きな課題でした。さらに2020年には、リモートワーク方針の導入、ウェルビーイング施策、学習・人材育成プランの拡充により、その課題は一層複雑化しました。

給与業務の担当者が常に先を行けるようにするためには、HRテックは柔軟性があり、自動化され、直感的であることが求められます。その実現には、プロダクト、デザイン、エンジニアリングに携わる課題解決者たちが一体となって取り組むことが不可欠です。

パリを拠点とするPayFitは、デザインとプロダクト開発における革新的なアプローチによってこの課題を見事に克服し、急速な収益成長を遂げ、フランス有数のユニコーン企業へと成長しました。

PayFitは、超小規模企業から中小企業(SMB)までが給与計算や人事プロセスを管理できるよう支援するSaaSプラットフォームで、柔軟性を前提にゼロから設計されています。同社の目標の一つは、HRや給与計算の専門知識がなくても、誰もが従業員の業務上のライフサイクルを簡単に管理できるようにすることです。これは、デザインとコーディングの両面からの工夫が求められる取り組みでした。そこで力を発揮しているのが、Figmaです。

HRと給与計算を、すべての人にとって簡単にHRと給与計算を、すべての人にとって簡単に
HRや給与計算を、分野の専門家でなくても誰もが簡単に扱えるようにするには、デザイナーと開発者による的確な設計思想が欠かせません。

スピードと開発効率を加速させるローコード

PayFit創業時、創業者たちは、コーディングスキルを持たないことが一般的なHR・給与計算の専門家にとっても、給与計算のドメイン知識を持たない開発者にとっても、同じように使いやすいプロダクトを目指しました。

そこで生まれたのが、JetLangと呼ばれる独自のローコード・プログラミング言語です。JetLangは、業務ロジックとソフトウェア開発のためのコードを分離しつつ、双方がそれぞれの強みを最大限に発揮できるよう設計されています。PayFitのJetLang Platformは、高度な技術スキルを持たない人でも、新たな政府規制に合わせて体験を迅速かつシームレスに調整できるようにするためのビルディングブロックを提供しています。

「例えば、新型コロナウイルスに関する新しい給与規制が導入された際、JetLangのおかげで、すべての国のプロダクトをわずか数週間で更新し、次回の給与支払いに間に合わせることができました」と、JetLang PlatformのデザインディレクターであるEleonore de Lusignanは語っています。

エンドツーエンドのデザインプラットフォーム

それまでPayFitでは、プロダクトデザイン、ブランディング、コンテンツデザイン、ユーザーリサーチ、デザインオペレーションにまたがる横断的なデザインチームが、Sketch、InVisionApp、Abstractといった複数のツールを使ってプロダクトを構築していました。しかし2020年、デザインチームの規模が倍増する見込みとなり、さらにリモートワーク環境下では、複数ツールを行き来することが一層大きな課題となりました。そこで彼らが必要としていたのは、最初から最後まで一貫して使えるツールでした。

「Figmaは価格面でも私たちの期待により近く、また、Covidの影響ですべてリモートワークとなる中で、フランス国内および海外に分散したチームにとって、よりシームレスな体験を提供できるソリューションが必要でした」とEleonoreは語ります。「すべてのタッチポイントにおいて、ユーザーエクスペリエンスの一貫性を保つための最良の方法です。」

Figmaへ移行したことで、あらゆるニーズを満たす単一のツールを手に入れ、すべてのステークホルダーがリアルタイムで貢献できるようになっただけでなく、コンポーネントやテンプレートの使われ方をより厳密に管理し、デザインをJetLangへ実装する際の一貫性も高まりました。

PayFitにおけるUXライター x プロダクトビルダーとしてのFigma活用PayFitにおけるUXライター x プロダクトビルダーとしてのFigma活用
PayFitにおけるUXライター x プロダクトビルダーとしてのFigma活用

「チームは、プロダクトビルダーがJetLangで実装できる内容を再現した、専用のFigmaコンポーネントライブラリを作成することを決めました」とEleonoreは語ります。これにより、UXガイドラインの遵守が促進され、一貫性が向上するとともに、フルスタックコードとJetLangのローコードの両方を用いたハイブリッドな体験を、よりシームレスにテストできるようになりました。

「その効果は計り知れません」と、プロダクトデザイナーのFrancis Gadingは語ります。「Figmaのおかげで、非同期でのデザインレビューが格段にしやすくなりました。JetLangのプロダクトビルダーは、新しいユーザーフローの改善や検証において、コンテンツデザイナーとスムーズに協業できます。その後、実際の顧客データを使用したJetLangのテスト環境でユーザビリティセッションへと進むことができます。

最終的には、ローコードで実装される作業のレビューにかかる時間を削減しつつ、アプリの使いやすさを担保し、顧客にとってより快適で魅力的な体験を提供できています。」

Figma上のJetLangプラットフォームにおけるスロット体験

心地よいユーザーエクスペリエンスの創造

プロダクト開発にとどまらず、PayFitはFigmaを活用して他部門との足並みを揃え、これまで「デザイナー」とは捉えられてこなかった人たちにも、その価値を示してきました。

「Figmaを使い始めた当初から、エディターの半数はブランドやコンテンツチームに所属する「非デザイナー」でした。そのため、バックグラウンドを問わず誰でも使えるようなオンボーディング資料を用意し、このアプローチを受け入れる必要がありました」と、Brand DesignerのChloé Batiotは語ります。「特に非デザイナーにとっては、ツール自体がまったく新しいものでした。そこで、基本を説明するFigmaのインタラクティブなオンボーディングブックレットを作成し、ブランドガイドラインのハブを構築。さらに、デザインシステムライブラリ全体をFigmaへ移行しました。」

Payfitのブランドシステムライブラリ/デザインシステムライブラリPayfitのブランドシステムライブラリ/デザインシステムライブラリ
Midnight: PayFitのブランドシステムライブラリ/デザインシステムライブラリ

このようなデザインの民主化によって生まれた成果の一つが、コアとなるデザインチームに依存することなく、ブランド、コンテンツ、マーケティング全体でデザインをスケールできる、柔軟に編集可能なデザインテンプレートの整備です。

その結果、社内の異なる部門間でのアラインメントも大きく向上しました。

「カスタマージャーニーにおいて、Figma導入以前は、獲得用のWebサイトとプロダクトで同じコンポーネントを使っていませんでした」と、デザインシステム・プロダクトデザイナーのSylvie Nguyenは語ります。「今では、Figmaのライブラリを活用して、体験をまたいで共有できるコンポーネントへと再構築を進めています。その一例が、ブランドとプロダクトの間で共有されているイラストレーションライブラリです。目指しているのは、顧客がプロダクトへと移行する際の体験を、よりスムーズにすることです。すべてがFigma上にあることで、2つのチームをまたいだプロトタイピングや作業が可能になっています。」

PayFitのイラストレーションライブラリPayFitのイラストレーションライブラリ
PayFitのイラストレーションライブラリ

450人のユーザーに広がる一貫性と自律性

2023年初頭の時点で、PayFitではフランス、イギリス、スペインにまたがり、100人以上のFigmaエディターと350人のビューアーが利用しており、コラボレーション、生産性、一貫性の向上が見られています。「デザイン、プロダクト、エンジニアリング、マーケティングのいずれであっても、全員がプロダクト領域への共通理解と会社のビジョンを持ちながら、Figma上でシームレスに協業できます」とEleonoreは語ります。

The Total Economic Impact of Figma (Figmaによる総経済効果)

Forrester社発行のこのレポートでは、ワークフローの効率化やデザインスタックの統合、優れた製品の開発におけるFigmaとFigJamの活用事例が紹介されています。

レポートを読む

Figmaを活用してデザインの規模を拡大するには

優れたデザインは、製品やブランドを差別化する可能性を秘めています。しかし、偉大なものは一人では作れません。Figmaは、製品チームを迅速かつ包括的なデザインワークフローで結びつけます。

企業がFigmaを活用してデザインの規模を拡大する方法の詳細については、当社までお問合せください。

Figmaの主な特長:

  • デザインのアイデア出しから、作成、構築までデザインプロセスにおけるすべてのステップを1カ所に集約
  • 全社共有のデザインシステムでデザインワークフローを加速
  • Webベースでアクセスしやすく、使い勝手に優れた製品で、製品チームのプロセスにおける包括性を促進

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