Dwell社のクリエイティブな秘密兵器は「スウォーミング」
Dwell社には、会社全体でブレインストーミングを行う文化が確立されており、これを「スウォーミング」と呼んでいます。スウォーミングでは、誰かがSlackに議論したいトピックを投稿して、FigJamのリンクを貼り、関心のある人を招待して、そのテーマで「スウォーミング」をしてもらいます。スウォーミングの時間は10~15分程度ですが、テーマは雑誌の特集に関するアイデアの話し合いから、会社の目標や編集戦略の策定までさまざまです。Figmaの新しいオンラインホワイトボードFigJamは、チームがコラボレーションを通じ、オープンな雰囲気で自由にアイデアを探求できる白紙のキャンバスのようなものです。
1. 必要なフィードバックを集める
「スウォーミング」はもともと、コンセプトやワイヤーフレームに対するその場のフィードバックを集める方法として、Dwellのプロダクトチーム内でよく利用されていました。その後、他部門からの参加者が増えるに伴い、スウォーミングはFigmaからFigJamへと移行していきました。それは、より軽量で、ツールについて事前に説明する必要がなかったからです。
全社的なブレーンストーミングは、複雑な問題に対してさまざまな意見を集めるのには有効ですが、業務を進行しながら意見を共有するのは難しい場合があります。その解決策として、Dwellでは「スウォーミング」をプロンプトする際、チームメンバーが必要とするフィードバックのタイプに重点を置くことにしました。以下は、Dwellが実践したスウォーミングの例です。

2. 会社の目標についてブレインストーミングを行う
スウォーミングは、誰でも気軽に参加できるものであり、トピックに制限はありません。DwellのCEO、Zach Klein氏は、スウォーミングに参加したい人が誰でも利用できるように、FigJamを社内の全従業員に公開しました。Klein氏は、小規模なプロジェクトから全社的な目標の策定にいたるまで、あらゆるトピックにスウォーミングを利用することで知られています。スウォーミングは、全社に共通する指標について賛同を得るためだけでなく、従業員一人ひとりが指標達成に必要な課題をロジカルに考えてもらうための手段でもあります。
先日、Klein氏は、ある業績評価指標について全社で意見を募るために、スウォーミングを呼びかけました。そして、チームに新しい指標について説明し、FigJamを使って関連するインターフェースを貼り付け、10分のタイマーをセットしました。そのわずかな時間で、会社の重要な目標にどう取り組むかについて、さまざまなチームや個人から貴重な見解を得ることができました。

3. 編集のアイデアを得る場所
現在、カレンダーには毎週、全社を対象にしたスウォーミング専用の時間帯が設けられています。毎週1時間、誰でもFigJamで10~15分のスウォーミングセッションを開催できるように設定されています。このフォーラムは、新しいアイデアの交換やチーム間の情報共有の場にもなっています。
編集チームにとって、FigJamはアイデアを収集するためのオープンスペースであり、参加者全員が文書ファイルを読む必要もありません。たとえば、編集チームのメンバーは、ストーリーの画像から表紙の写真まで、さまざまなアイデアをFigJamを使ったスウォーミングで意見交換します。その後、全従業員の半数近くが、5分間のブレインストーミングと5分間の投票セッションによる10分間のスウォーミングに参加し、投票結果から100以上の新しいアイデアを得ることができました。
